ZenFone 4 Maxまとめ

ZenFone 4 Maxは台湾のスマホメーカーASUSから発売されているSIMフリースマホです。大容量バッテリーが特徴の「ZenFone Max」モデルの最新機種ですが、トリプルスロットやデュアルレンズカメラを搭載するなどバッテリー以外も優れています。
それでいて価格は25,000円程度と手ごろです。スペックも普段使いであれば問題ないので、ライトユーザーやスマホが初めての人にもおすすめです。
今回はZenFone 4 Maxのスペックや価格、レビューなどをまとめてみました。
総合評価(良いところ、悪いところ)
ZenFone 4 MaxはこれまでのMaxモデル同様に大容量のバッテリーを搭載しており、バッテリー持ちが非常に良いです。バッテリー持ちを最優先するならまず検討したいスマホです。
バッテリー以外にもトリプルスロット仕様や普段使いなら問題ないスペックであるなど優れている点は多く、コストパフォーマンスも良いです。
一方、カメラについてはあまり評判が良くありません。この価格でデュアルレンズカメラを搭載している点は評価できますが、他のデュアルレンズカメラ搭載スマホと比べると劣ります。
ZenFone 4 Maxの総合評価をまとめると以下の通りです。
総合評価 | スペック | カメラ |
---|---|---|
★★★★ | ★★★ | ★★★ |
評判・口コミ
ZenFone 4 Maxはバッテリー持ちの良さとトリプルスロット仕様、そしてコスパの良さが評価されています。
とくに評価されているのがコスパの良さで、大容量バッテリーやトリプルスロットを搭載し、普段使いなら問題ないスペックでありながら25,000円前後という安さで購入できる点は評判が良いです。
一方、カメラについてはデュアルレンズではあるものの、そこまで性能が高くないため評判もイマイチです。また、ゲームをする場合はやはりスペック不足なので、ゲームを頻繁にプレイするユーザーからも評価は低いです。
端末を販売しているMVNO事業者
ZenFone 4 Maxを販売しているMVNO事業者は以下の通りです。
- BIGLOBEモバイル
- DMMモバイル
- IIJmio
- LIBMO
- LINEモバイル
- mineo
- NifMo
- OCNモバイルONE
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
- 楽天モバイル
こういう人におすすめ
ZenFone 4 Maxはバッテリー持ちを重視する人、DSDSとmicroSDカードを併用したい人におすすめです。
4,100mAhという大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー持ちが非常に良いです。使い方にもよりますが、よほどヘビーでなければ丸1日は普通に持ちます。
また、ZenFone 4 Maxは2つのSIMカードスロットとは別にmicroSDカードスロットが搭載されている「トリプルスロット仕様」であるという変わった特徴を持ちます。
トリプルスロット仕様のスマホはほとんどないので、DSDSとmicroSDカードを併用したいという人には貴重な端末です。
ZenFone 4 Max レビュー
まずはZenFone 4 Maxがどのようなスペックや特徴を持っているのかをレビューをしていきます。
基本情報・スペック
ZenFone 4 Maxのスペックをまとめると以下の通りです。
カラー | ネイビーブラック、サンライトゴールド、ローズピンク |
---|---|
サイズ | 幅約73.3mm×高さ約150.5mm×厚さ約8.7mm |
重さ | 約156g |
ディスプレイ | 約5.2インチ, IPS, 1280×720 |
OS | Android 7.1.1, ZenUI 4.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 430 (オクタコアCPU) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB / MicroSD(最大256GB) |
カメラ | メインカメラ:1300万画素+500万画素 / インカメラ:800万画素 |
スピーカー | モノラル |
バッテリー容量 | 4100mAh |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
テザリング | 〇 |
おサイフケータイ | × |
使用できるキャリア
ZenFone 4 MaxのSIMカードサイズおよびバンド帯は以下の通りです。
SIMカードサイズ | nano×2 |
FDD-LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B26/B28 |
TD-LTE | B38/B41 |
W-CDMA | B1/B2/B5/B6/B8/B19 |
GSM/EDGE | 850/900/1,800/1,900MHz |
ZenFone 4 Maxは多くのバンドに対応しています。au VoLTEにも対応しているので、ドコモ、au、ソフトバンクいずれの回線の格安SIMでも利用できます。
主要な格安SIMのうち、ZenFone 4 Maxの動作確認がされているのは以下の通りです。
- BIGLOBEモバイル
- DMMモバイル
- FiiMo
- IIJmio
- LIBMO
- LINEモバイル
- mineo
- NifMo
- OCNモバイルONE
- UQモバイル
- Y!mobile
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
- 楽天モバイル
価格
ZenFone 4 MaxのASUS公式ストアでの販売価格は26,784円(税込み)です。
また、各MVNOでセット購入する場合の価格は以下の通りです。
MVNO | 一括購入 | 分割購入 |
---|---|---|
BIGLOBEモバイル | - | 970円 |
DMMモバイル | 24,800円 | 1,318円 |
FiiMo | 24,800円 | - |
IIJmio | 19,800円 | 850円 |
LIBMO | 24,000円 | 1,000円 |
LINEモバイル | 25,800円 | 1,110円 |
mineo | 19,800円 | 825円 |
NifMo | 22,223円 | 926円 |
OCNモバイルONE※ | 15,800円 | 830円 |
イオンモバイル | 24,800円 | 1,116円(税込) |
エキサイトモバイル | 24,800円 | 1,033円 |
楽天モバイル | 19,800円 | 891円 |
※らくらくセットの価格。通常購入の場合は一括のみで、価格は24,800円
使用OS・アップデート状況
ZenFone 4 MaxのOSはAndroid 7.1.1で、独自UIである「ZenUI」も搭載しています。
ZenFone 4 Maxは発売後に複数回アップデートが実施されており、最新のアップデートは2018年3月に行われています。
また、ZenFone 4 Maxは2018年1月に発売されたアップデートでau VoLTEとY!mobileのVoLTEに対応しました。
とくにau VoLTEはau系の格安SIMでZenFone 4 Maxを使う際には必須なので、購入したら必ずアップデートを適用させましょう。
端末比較
ZenFone 4 Maxのスペックを、前モデルである「ZenFone 3 Max」と比較してみました。
ZenFone 4 Max td> | ZenFone 3 Max(ZC553KL) | |
カラー | ネイビーブラック、サンライトゴールド、ローズピンク | グレー、ゴールド、ピンク |
サイズ | 幅約73.3mm×高さ約150.5mm×厚さ約8.7mm | 幅約76.2mm×高さ約151.4mm×厚さ約8.3mm |
重さ | 約156g | 約175g |
ディスプレイ | 約5.2インチ, IPS, 1280×720 | 約5.5インチ, IPS, 1920×1080 |
OS | Android 7.1.1, ZenUI 4.0 | Android 6.0.1, ZenUI 3.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 430 (オクタコアCPU) | Qualcomm Snapdragon 430 (オクタコアCPU) |
メモリ | 3GB | 3GB |
ストレージ | 32GB / MicroSD(最大256GB) | 32GB / MicroSD(最大128GB) |
カメラ | メインカメラ:1300万画素+500万画素 / インカメラ:800万画素 | メインカメラ:1600万画素 / インカメラ:800万画素 |
スピーカー | モノラル | モノラル |
バッテリー容量 | 4100mAh | 4100mAh |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.2 | 4.1 |
テザリング | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ | × | × |
ZenFone 4 MaxとZenFone 3 Maxはスペック上では共通点が多いです。CPUは同じSnapdragon 430を搭載し、メモリとストレージの容量も同じです。そのため、処理速度はあまり差がありません。
自慢のバッテリー容量も4100mAhと同じで、基本的な使い勝手は変わらないように思えます。しかし、細かいところでZenFone 4 Maxは進化しており、3 Maxとの差が出ています。
もっとも大きな違いはカメラで、ZenFone 4 Maxは他のZenFone 4シリーズ同様にメインカメラがデュアルレンズになっています。
あくまでもメインはバッテリー持ちでありカメラを重視しているわけではないので、そこまで高性能なわけではありません。しかし、ZenFone 3 Maxよりは確実に性能が上がっており、バッテリー持ちを重視するけど写真撮影も楽しみたいという人に向いています。
また、ZenFone 4 Maxでは2つのSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが別々に用意されている「トリプルスロット仕様」になりました。これにより、DSDSとmicroSDカードの併用が可能です。
DSDS自体はZenFone 3 Maxもアップデートで対応しましたが、2枚目のSIMカードスロットがmicroSDカードスロットを兼ねていたため、DSDSとmicroSDカードの併用ができませんでした。
このように、基本的なスペックは同じですがZenFone 4 Maxのほうがより使い勝手の良い端末になっています。それにもかかわらず端末価格はZenFone 4 MaxのほうがZenFone 3 Maxより安いです。
ZenFone 4 Maxのカメラレビュー
スマホを購入する上で気になるのがカメラの性能です。ここではZenFone 4 Maxのカメラについてレビューします。
ZenFone 4 Maxのカメラについて
ZenFone 4 Maxのメインカメラは1300万画素+500万画素のデュアルレンズカメラとなっています。セカンドカメラは120°広角カメラになっており、広い範囲を含めた写真の撮影が可能です。
インカメラは800万画素で、ソフトライトLEDフラッシュを搭載しています。美人エフェクトに対応しているので、美しい自撮り写真が撮影できます。
カメラ性能についてまとめ
最近のミドルクラス以上のスマホではデュアルレンズカメラが当たり前ですが、エントリーモデルのZenFone 4 Maxに搭載されているのは驚きですね。
ただし、やはり上位モデルと比べるとそこまで性能は良くありません。写真撮影が趣味の人や、インスタグラムなどのSNSにアップする写真を撮影する場合はもう少しカメラ性能が高いスマホを購入するのがおすすめです。
あくまでもメインはバッテリー持ちであり、カメラはおまけ程度に考えたほうが良いでしょう。
ZenFone 4 Maxの評価・評判
ここまでZenFone 4 Maxのスペックやレビューをしてきましたが、実際に使っている人の評価も気になりますね。
ここではZenFone 4 Maxに関する口コミをまとめました。
ZenFone 4 Maxの良い評価の口コミ
ZenFone 4 Maxの良い評価の口コミは以下の通りです。
性別 | 口コミ内容 |
---|---|
男性 | バッテリー持ちがとにかく良い。丸1日は充電不要 |
男性 | 大容量バッテリーを搭載しているのにコンパクト |
男性 | トリプルスロット仕様のスマホは数が少なく貴重 |
男性 | 値段の割にはサクサク動くのでコスパが高い |
ZenFone 4 Maxの悪い評価の口コミ
ZenFone 4 Maxの悪い評価の口コミは以下の通りです。
性別 | 口コミ内容 |
---|---|
男性 | カメラの性能はそこまで良くない |
男性 | 3Dゲームをプレイする場合はスペックが足りない |
ZenFone 4 Maxの評価まとめ
ZenFone 4 Maxは大容量バッテリーが売りのスマホですが、それ以外の点でも高く評価されています。
まずはトリプルスロット仕様になっていることです。DSDS対応のスマホは種類が多くなっていますが、トリプルスロット仕様でDSDSとmicroSDカードが併用できるスマホはほとんどなく、この点が高く評価されています。
さらにZenFone 4 Maxが評価されているのがコスパの高さです。オクタコアCPUと3GBメモリでレスポンスが良く、大容量バッテリーやトリプルスロット仕様といった個性を持ちながら、価格は25,000円前後とリーズナブルです。
エントリーモデルということもあり、カメラ性能はデュアルレンズにしては高くありませんし、3Dゲームを頻繁にプレイするような人にも向きません。
しかし、カメラやスペックにあまりこだわらない人にとっては非常にコスパの高いスマホと言えます。
ZenFone 4 Maxを購入するには?
ここではZenFone 4 Maxの購入方法やキャンペーン情報などをまとめました。
ZenFone 4 Maxを販売しているMVNO
ZenFone 4 Maxを販売しているMVNOは以下の通りです。
- BIGLOBEモバイル -DMMモバイル
- IIJmio
- LIBMO
- LINEモバイル
- mineo
- NifMo
- OCNモバイルONE
- イオンモバイル
- エキサイトモバイル
- 楽天モバイル
ZenFone 4 Maxの通販・量販店での購入
ZenFone 4 Maxはインターネット通販や家電量販店でも購入できます。インターネット通販の場合、Amazonや楽天など幅広い通販サイトで取り扱われています。
家電量販店ではビックカメラやヨドバシカメラ、エディオンなどで取り扱われています。本体デザインやサイズ感などを確認したい人は、近くの家電量販店へ足を運んでみましょう。
ZenFone 4 Maxのキャンペーン・セール情報
IIJmioでは2018年5月31日まで「スプリングセール」を実施しており、通話SIMとセットで契約すると3,000円分のAmazonギフト券がもらえます。
楽天モバイルでは2018年6月11日まで「初夏の大セール」を実施しており、通話SIMとセットなら9,250円で購入できます。
会社名 | SIM料金 | 利用回線 | 申し込み |
---|---|---|---|
![]() | 700円〜 | ドコモ au ソフトバンク | 詳細をチェック |
ZenFone 4 Maxと一緒に買いたい付属品
ZenFone 4 Maxを購入する際、せっかくなのでケース・カバーや保護フィルムも一緒に購入したいですよね。
ここではZenFone 4 Maxの人気のケース・カバーとフィルムを紹介します。
ZenFone 4 Maxの人気ケース・カバー一覧
ZenFone 4 Max用のケース・カバーでは以下のものが人気です。
レイアウト ハイブリッドケース クリア
レイアウト 手帳ケース シンプルマグネット
Breeze ハードケース
ZenFone 4 Maxの人気フィルム一覧
ZenFone 4 Max用のフィルムでは以下のものが人気です。
アスデック ノングレア画面保護フィルム3
ラスタバナナ 指紋・反射防止 液晶保護フィルム
レイアウト 指紋・反射防止 フィルム
メーカーのその他おすすめ機種
ASUSから発売されているその他のおすすめ機種は以下の通りです。